きょうから神田駅周辺の高架鉄道の煉瓦に移ります。
なぜ神田かというと、有楽町・東京駅間は、国際フォーラム周辺は高架下の飲食店が急に綺麗になって、煉瓦の上までペンキを塗ったり、タイルで化粧したりして、時間を刻んだ煉瓦の原型が見えないからです。いま話題沸騰の中央郵便局前も同じ。東京駅北から永代通り(大手門前に出る通り)までも同じ。それで、一挙に神田駅周辺です。

神田駅高架下の煉瓦。ちなみにここにある「珈琲園」のコーヒーはほんとに安くてうまい本格派。ところで、右側と左側は煉瓦の構造が違う。なぜだろう? いま気が付いた。

南口の鍛冶町の小ガード。「愛国党」のポスターが古びても剥がれもせず張ってあった。人通りはほとんどない場所。

駅の高架下
撮ったときには気が付かず、ブログにUPしてから気が付くオレの頭ってどうなってんのかな。
きのう載せた「東京市街高架鉄道」の全景写真もそうだ。
よくみたら、外堀の外側の道路(外堀通り)にはレールが敷かれている。
おまけに遠くに電車?が走っている。
なるほど!この写真を撮った人は路面を走る電車に対して、「高架」上を走る「高速鉄道」の近代性・優位性を示したかったんだろうな。きっと。
明治後期・大正初期でさえ東京という大都市の「高速」は、「高架」か、「地下」にしか求めえなかったんだな。
「沸騰都市 東京」の再放送を一昨日の深夜、NHK第一で見たが、東京一極集中はバブル崩壊後の現在かえって強まっているのだそうだ。
世界中で丸の内ほどコンパクトに中枢機能が集中している都市はない。歩いていける距離で必要なすべての取引が成立する。
丸の内のビルの賃貸料がいくら高くてもこの超利便性には代えられない、と考える外資の超ビッグ企業が続々と入居を希望し、丸の内のテナント料は一般のビルテナント料値下がりの中でも、逆に値上がりしているそうだ。
ぎゅうっと詰まった超過密の中にまるで国際見本市みたいな機能があるんだろう。
一方、虎ノ門、六本木を拠点とする「森ビル」は、さらにこの地区の再開発高層化を進める戦略で、近い将来(10年くらい先)高層ビル同士をロープウエイで結ぶ計画があるという。
テナントにはこれらのビルのメリットを認識できる超ビッグな企業に絞り、「森ビル」に入っていなければ企業活動に支障をきたすといえるほどのブランド力を高めるのだという。
人間の都市というより、ビジネス都市というイメージの方が強いが、そうしなければ日本(東京)はシンガポールなどに負けてしまうという。
放送では都市の地下に作る水耕栽培農業の利点や新宿・渋谷・品川間の山手通り地下に建設中の首都高中央環状線なども紹介していたが、東京はますます一極集中し、地下深く高深度化し、空中でもロープウエイで結ばれるようになるとすれば、もはや手塚治虫の描く漫画の世界の現実化に向かっているのだろうか。