最近嫌なことが多すぎるな。
先が見えない世界、なにが「美しい日本」なのか。
約600万年前、二本足で立ち上がった人類。約40万年前、火を手に入れ(エネルギー革命)、1万年前に農耕生活を始め(農業革命)、やがて自分が食う以上の食糧を生産して交易を始め、クニを造り、540年前グーテンベルクによる知識革命(一般的には宗教改革)が起こり、250年前に産業革命を起こし、やがて世界分割戦争となり、63年前に最終兵器・原子爆弾を開発し、39年前(1969年)月面に着陸(アポロ11号)、ほぼ同時期にインターネットが開発されて「IT革命」が進行し、そしてお利巧になったはずなのにいまだに地球上に紛争は絶えず、人類の「歴史」や「大きな物語」の時代は終わり、それぞれが個人の内面の中を探りながら、先が見えない世界にいらだっている。
文明の「加速度的進化」とグローバル資本主義(とりわけ金融資本主義)が進行しながら、「バトルロワイアル」の世界を歩んでいるのだろうか。
延々放映されているくだらない「聖火リレー」がこんな感想を書かせた。