嘉手納基地は核ミサイル攻撃に備えたF15約50機分の
核シェルター(戦闘機用防護施設)と地下司令部を整備(清水建設施工)した今後50年間をにらんだ極東米軍の最重要基地だ.
が、同時に沖縄県と嘉手納町の「観光」施設だ。
この「観光」の意味は、広く日本国民にこの超広大な基地の実態をを見てもらいたいという嘉手納町の願いが込められた「観光」の意味である。
那覇から嘉手納に向かうには、まず隣接した普天間基地前を通ることになる。
どこか普天間基地を垣間見る場所はないかと探したが林と壁に遮られて全く見えなかった。
嘉手納基地も道路からは林と高さ5mの塀で中は見えない。
そこで出来たのが通称「安保の丘」と呼ばれる覗き台と嘉手納町の「
道の駅かでな」だった。
道の駅の4階は展望台になっていて、大勢の地元民、本土からの観光客で賑わっていた。

この人は多分地元の観察のベテラン。道の駅にはプレス特約の大勢の地元カメラマンがたむろしていて、アクシデントに待機していた。

もの凄い耳をつんざく轟音の中、主力のF15が飛び立った。4000m滑走路で、F15が離陸し始めるのは滑走路の三分の二を過ぎたあたりから。しかもなかなか急上昇しない。画面のゴミのように見えるのが飛び立ったF15。1機90億円?。画面右手の駐機場の先は海軍のものだと教えられた。嘉手納基地は空軍と海軍の共用。

道の駅からみた「安保の丘」。むかしはここから覗いていたんだという。F15がゆっくり発進待機エリアに並んでいく。F15の尾翼(二枚)は平行に立っている。次期F22の尾翼(二枚)は並行ではなく先が開いているので、望遠鏡で見分けがつくのだそうだ。

発進スタンバイのF15。つんざくような轟音が高まれば発進だ。

向こうに見えるかまぼこ型の屋根の列は通常時の格納庫。その向こうにまだ二倍ぐらいの基地がある。

F15が飛び立った。しかしベテランはじっと待機場のほうでF22を探している。この次期、F22はいないことになっているので見つければ大スクープだ。

この麦わらのおじさんは基地観察の大ベテラン。いろいろ教わった。見えなかった普天間の観察場所も教わった。

嘉手納基地を取り囲む高さ5mの目隠し塀。ここでは塀が丸見えだが、大抵の場所では林に覆われて塀そのものが見えない。
嘉手納基地のうち、飛行場は嘉手納町、北谷(ちゃたん)町、沖縄市(旧コザ市)の1市2町にまたがり、飛行場の面積は1997ヘクタール(羽田空港の約2倍)、
弾薬庫地区は嘉手納町、沖縄市、うるま市、読谷(よみたん)村、恩納村の1市1町2村にまたがり、面積2884ヘクタール。
こんなこと読んでもピンと来ないだろうから、地図を見るのが一番。
この「
米軍基地」をクリックして。
もうひとつおまけに
ここもくりっく。
嘉手納町のHPからは、町域の83%を基地に接収されている嘉手納町の悲しと憤りが伝わってくる。