オリンパスのデジが気になって、久しぶりに買ったポンカメの4月号に金村修が横浜美術館に出展する写真にことよせて、林誠治がこんなことを書いている。「お涙頂戴の感動物語が大流行の昨今、ブログで繋がっててることを確かめ合わなきゃ眠れないガキチョンも、居酒屋でクダ巻くオッサンも、みんなインチキで頼りない作り物の水たまりにわれとわが身を溶かしあいたがっている。・・・他者の思いを以心伝心で分かり合おうだなんて、どだい無理な話である」
わたしは、自分の安易なブログにつける言葉が出ない。でも、この絶対的孤独(絶縁)って、ホントにかっこいいのか。
追記:誤解されそうなので付け加える。金村修の写真展のタイトルは「Room Full of Telepathy」で、にもかかわらず、テレパシーで個人の心が筒抜けにわかっちゃうなんて状況になったら、逆に恐ろしいね、という作者の言葉が紹介されている。林誠治の文章も軽く受け止めればどうという感想でもない。