西新宿の青梅街道筋 4
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東京医大病院前に至ると再開発のため、旧棟を壊しているのが目に入った。
西新宿の青梅街道というテーマをあらかじめ設定していなければ、見過ごしていたかも知れない。(現に前を幾度も通りながら一度も撮ったことはない)


東京医大病院は西新宿最大の巨大総合病院。


平成16年度実績では
入院患者数:年間330,388人(延数)/1日平均898.2人
外来患者数:年間720,096人(延数)/1日平均2,667人
救急患者数:年間29,667人(延数)


医大病院は昭和6年5月 - 東京医学専門学校付属淀橋診療所として開設されたのが始り。
病院本館(地上19階建)は1986年(昭和61年)の完成当時、日本で最高層の病院建築だったという。


それが平成23年11月「建築計画のお知らせ」が掲示され、地上8階・地下1階・高さ28.0mの建物ほか10棟を解体し、延べ建築面積1万6335.84平方メートル、地上16階建て、地下なし、高さ78.04メートル、となる予定なんだそうだ。用途は学校。


東京医大の本部は新宿六丁目1-1(四谷電話局の裏)の医大通りにあるが、こっちに本校を移転するのだろうか。


同校出身の山田風太郎の「戦中日記」には、戦争末期の同校の飯田への疎開話が出てくる。
風太郎(ぷーたろー)は東京大空襲で何度も火災のまちを逃げ惑いながら、医学書ならぬ仏文学書を毎晩読みふけっていた。そのくせ、終戦(敗戦降伏)の報を知ると竹槍で占領軍を一人でも討つべきと決意したそうな(戦争末期には軍医速成所として扱われていたらしい)
晩年の『人間臨終録』は実に面白い。


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by aizak3 | 2014-01-23 22:07
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