終戦(敗戦)の日の靖国神社
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ヤスクニに行って見ると老人より若い人の姿ばかりが目立った。

昭和27年(戦後占領体制から独立国として復帰した年)以来、毎年営まれる全国戦没者追悼式は、初年は新宿御苑で、次は日比谷公会堂、次は靖国神社でとなったが、昭和40年以降は日本武道館で営まれている。
追悼対象は戦没した軍人・軍属約230万人と空襲や原爆で亡くなった一般市民約80万人である。

天皇皇后両陛下ほか三権の長も出席する国家的行事である。
ここには、当然遺族も出席するが、ヤスクニには祀られていない人もいるので、出席した遺族がヤスクニにお参りするかどうかは各自の判断である。


ヤスクニのお休み処で、カキ氷を呑みながら周りを見渡すと、けっこう腕などに刺青した若者の姿が目立った。
これらの若者にはヤスクニが心のよりどころになっているように見えた。



●靖国神社の問題点
 1、神社であること

 2、戦争に伴う軍人・軍属の「戦死者」「戦病者」「自決者」だけが祀られているだけでなく、維新の際の官軍側の功労者であれば病没者の高杉晋作などが祀られている一方、西南戦争を起こした西郷隆盛はじょがいされているなど祭祀の対象基準が曖昧で、また一方では戦没者でなくても「戦争裁判の犠牲者」としてA級戦犯の処刑者も祀られていること

 3. 靖国神社は「追悼」「顕彰」「慰霊」の3機能の総合施設であること。
   追悼、慰霊の機能だけなら神社であることを別にすれば、国民の誰にも異存のないことになるが、靖国神社が「顕彰」機能をみずから削除することは考えられないこと。

 4. 靖国神社側は国が戦没者の無宗教の単なる「追悼」だけの機能の施設を新たに作っても、そんなものにやって来る国民はいないだろうし税金の無駄遣いだと主張しているそうだ。
   ヤスクに側の理屈だが+「慰霊」となると、また厄介な問題が発生するだろうことも予想される。


●遺族の年齢について
ちょっと気になったので計算してみた。

終戦の年の昭和20年8月までに、徴兵法令の戦時特別措置法の徴兵可能年齢の満19歳に達した男子を、仮に満18歳で出産した母(出征兵士の最も若い母)の年齢は、現在戦後68年経過しているので、68+18+19=104歳である。おそらく生存していないだろう。


仮に19歳で徴兵された男子が長男で、その10歳下に弟・妹が居たとすれば、その弟妹の現在年齢は68+19-10=77歳である。

だから、戦没者の弟妹なら遺族として生存しているであろうが、すでに高齢者の域には達していて、元気に毎年全国戦没者追悼式に参列しているとは考えにくい状況になってきた。


靖国で見かける若者たちがその遺族(弟妹)の息子娘たちとはどうも考えにくいのだ。
by aizak3 | 2013-08-20 18:31
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