熱中症頭 19  おしまい
d0082324_1517920.jpg




d0082324_15175010.jpg




d0082324_15182335.jpg





暑過ぎて狂った。このシリーズ、もうこれで止める。



「スウハ曙(曙ハウス)」はつい最近まで根津にあった「分譲木造アパート」で、童話や童謡の発表の場となった雑誌・絵本の「金の星社」の創始者が、大正末期から昭和初期にかけて何棟か建てたアパートの一つだそうだ。(同社も一時はこの「スウハ曙」内にあったという)。

驚くべきことは「スウハ曙」は昭和初期の「木造分譲アパート」だったということだ。

本当なら「区分所有権法」もない時代に、なんとも革新的だが、この建物がつい最近、取り壊されるときにはその分譲所有権の処理に手間取ったというから、少なくとも平成のその時点では分譲アパートだったわけだ。


ところで、金の星社で発表された童謡とは、「スウハ曙」風に記すとこんなもの。


にまや はすらか のくなぜな すらか 

どいろるせ のれまう かりめあ はぎょんにお たしをめいおあ


右から読むんだ。しかし、左から読む方が面白いか。


この雑誌の経営者は、出版の世界でより不動産経営の世界に専念した方が、昭和初期の「木造分譲アパート」がホントの話ならもっと成功したようにに思われる。ん?


(わたしの記憶では「分譲アパート(いわゆるマンション)」は、1960年代に入ってからいわゆる「高級マンション」が都心部で現われ始めたと思っているが、一般庶民は戸建か公営・公団賃貸住宅居住者がほとんどで、「分譲マンション」居住者はその形態に価値を認める限られた人たちだったと思う。少なくとも大衆住宅ではなかった)



ところで、この建物は建物探検隊には意外に「スウハ曙」として有名な建物で、このアパートの各部の詳細写真は下記にある。↓
http://kai-wai.jp/2006/02/post-595.html

でも、いまは取り壊されたようでもうないのだそうだ。
(このアパートを撮ったときはそんなことは全然知らなかったので、使い道のない写真だったが、熱中症頭になったのでお蔵からでてきた)。
by aizak3 | 2013-08-13 15:33
<< 終戦の日とマッカーサー道路の近況 熱中症頭 18 >>