柳瀬川の畔にも一時期住んでいたことがある。
当時はまだ大気汚染が酷かった時代で、東京でも「大原ぜんそく」とか「光化学スモッグ」などが騒がれていた。
息子たちも幼稚園入園前であったが、気管支を侵され喘息にかかってしまったので、思い切って柳瀬川のほとりに引っ越したのだった。
来てみて大気の澄んでいることと耳鳴りがするほどの夜の静寂さに驚いた。
息子たちもたちまち日焼けして、ぜんそくはケロっと治ってしまった。
柳瀬川も当時は未改修でところどころに溢水箇所があったが、土手には土筆ものびるもクローバも生えていて散歩しながらよく摘んだものだ。
いまは改修されてすっかりきれいになって、土手道も舗装されてしまったからもう土筆ものびるも摘めないが、北多摩のはずれとしての森の多さは残っていた。