まちはずれの夕日の道を歩いていてこの「中華そば」の暖簾を見つけた。「ラーメン」とは書いてない。(ただし突き出し看板には誤解を避けるためか「ラーメン」と「中華そば」の二つが付いている)
入ってみると外観とは違って「純バラック風」で、老夫婦二人がやっている店だった。
麺は柔らかめ、スープは悪く云えばお湯で割ったようなアッサリ目だが、刻みねぎはたっぷり乗っていて、妙に「札幌ラーメン」なんかが流行らない前の、むかしのフツーの「中華そば」を思い出させて美味かった。
美味い不味いは単に舌が味わうにはあらず、脳が味わうものだと思った。
といっても、ホントに不味ければ脳も美味いとは云わないだろうから、やっぱり昔ながらの作りかたが脳に美味いといわせたのだろう。