夕陽に照らされて、なにかおもちゃのような感じがする風景だと思って撮った。
そんな感じはどこから来るのだろうと、いま考えて見ると、道路際には家がなくて、道路から離れたところにポツポツ建物が存在するところから来るのではないか。
部分開通しただけで、まだ未完成の道路とその奥に点在する建物群には、まだ「まち」の生活も歴史も刻まれていない感じがする。それがこの光景に仮想空間のような感じを抱かせるのだ。
だが、こうして一個の「まち」が、やがて誕生していくのかもしれない。
道路の完成に合わせて、やがて建物が道路沿いに立ち並び、それなりに地域の特性や歴史が重ねられていくのだとすれば、これは道路とまちの誕生の原風景かも知れない。