こんな写真を撮ったのは、私にとってははじめてである。
はじめは単に大きな廃墟だと思って近づいたのだが、どうも住んでいる人がいるのか、利用者がいるようだ。
四枚目のドアに「本日はお休みします」というメモがぶらさがっているのを見つけたときは、誰かの悪戯だと思って笑ってしまった。
だが、よく観るとこのドアは取り替えられている。周りも廃墟にしては掃除されているようだ。
六枚目、七枚目も室内はガランとしているが床が張り替えられている。
どんな用途に使っているのだろうと反対側のベランダ側に廻ってみると洗濯物が干されているのを発見。
ということは水を使っているのだ。水を流せるのか?トイレも使えるのか?どうやって処理してるのか?
どんな人が住んでいるのか?無人化して放置すると危険なので、廃墟の管理人が住んでいるのか?
なにがなんだかわからないというのは、地底の鍾乳洞よりずっと不気味で不思議な気持ちがいまも去らない。