神宮の森の写真で悪戦苦闘して、疲れて思い出したのが、この赤マントの女がいた代々木の台地での異景である。
代々木の森つながりで、この代々木の丘の風景が思い出されたのだ。
丘の上には煌めく現代のお城が見える。
丘下からこっちの坂道を登ってくると、今まで歩いてきた高級住宅街とはちょっと異なる未開発の住宅地のような風景が広がってきた。
そこに突然、赤マントの外人風の容貌の女が出てきたのだった。
一帯をさらにふらふら歩いているうちに、この赤マントの女に台地の尾根を越えた離れた場所でまた出合った。
あれと思っているとブルガリア大使館に入っていった。
大使館員なのか、その家族なのか知らないが、やっぱり外人さんかと思うと、この女がいた坂道が、急にブルガリアの田舎の坂道のように思えてきた。(ブルガリアに行ったことはないからブルガリアがどんなところかホントは知らない)
二枚目も代々木だが、場所はかなり離れている。
バラバラな場所の光景だが、一枚じゃ寂しいので、まあ、なんとなく似合うかなと思って貼り付けた。
どんな光景も東京で永遠にああり続ける光景なんてものはないだろうから、これらの光景もしばらく経てば、その痕跡を探すことさえ難しくなるかもしれない。
しかし、この不思議な感じを漂わせた女のいた光景は、丘の上の現代の城の光景とともに、わたしには長く記憶にとどまりそうなのだ。