
もうじき創建100周年を迎えるというので、表参道から入る社殿の入り口付近にはいろいろ明治初年の様子を表す絵や写真が大看板となって飾られていた。
これは明治神宮の社殿造営前の敷地の様子。
着手は大正4年(1915年)、創建鎮座祭は大正9年11月1日(1920年)。
だから、「90年ほど前、ここは荒地だった」
しかし、じつは1945年(昭和20年)4月、社殿はB29による爆撃で焼失してしまった。
神宮内の御苑(菖蒲田のあるところ)内の隔雲亭も焼失した。
代々木の地名になったと言われる御苑入り口にあったモミの巨木の「代々木」も高射砲で撃墜したB29が直撃して焼失した。
こんな調子では、多分、森もそうとう焼失したのではないだろうか。
いまある社殿や隔雲亭は戦後再建したものだ。
以下は、いまの神宮の森。
森の落ち葉が堆積した縁に、ちょっと足を置いてみると、ふわ~っと足が20センチほど沈んだ。
ふわふわの森だ。
植樹した「人工林」による「植生遷移」を意図してつくられた「自然林」だ。