もどき
もどき_d0082324_11133195.jpg


もどき_d0082324_11305447.jpg


もどき_d0082324_11363321.jpg


もどき_d0082324_11364561.jpg




キャプションは「はなびもどき」かと思ったが、ちょっとちがう。
逆に、こんな花火があってもいいかなと思う。
三枚目は、いまではどこにもある「柏葉」だが、四枚目は「渦」なのかどうかわからない。
園芸新種がいろいろ出てきたようだ。


ところで、「あじさい曼荼羅」というタイトルは思い付きだったが、このタイトルをつけたために「曼荼羅」を調べることになり、ついで、中村元の『人類の思想史の流れにおける「華厳教」』を読んで、仏教の儀式がカトリックの儀式に数多く取り入れられている例を知った。


そのひとつが、数珠が「ロザリオ」となった例である。
ロザリオはバラの冠をマリアに捧げる儀式であるが、その他にも数珠を手に持って祈りの数を数えるのに用いている。

数珠がなぜ「バラの環」になったのかと言えば、インドでは数珠を「ジャパ(念誦)マーラー(輪)」というのだが、西洋人はこの「ジャパ」を「ジャパー(バラ)」と聞いたからだそうだ。
そこで、このローザリー(ばらの輪)がロザリオになったのだという。ロザリオにはバラではなく仏教の数珠そっくりな形状のものもある。

ついでに、「合掌」もカトリックが仏教から採り入れた儀式だそうだ。ユダヤ教には合掌はない。
砂漠の民のユダヤでは天にまします神には両手を差し上げて合図する。
カトリックでは教会の中にマリア像や十二使徒像があるが、これも仏像から採り入れたものだそうだ。

神は語らず。受肉したキリストが語った言葉も十二使徒が伝えるのであるから、像を作ってこれを礼拝するときにも数珠(ロザリオ)をもって「合掌する」する儀式が生まれたのだそうだ。


教会の鐘も仏教から採り入れた儀式だそうだ。そうすると、これを「梵鐘」と訳すのはまことに理に適ったことになるなー。ついでながら、教会の鐘は時刻を知らせるものではなく、祈りの時が来たことを知らせる合図のベルだ。
by aizak3 | 2012-07-07 12:41
<< 白舞子の世界 はなびもどき >>