2丁目の不動通りの入り口に立地したのが「心の学校」。
この通りの奥には、阿弥陀様と閻魔様と三途の川に六文銭も持たずにやってきた亡者から衣服を剥ぎ取る奪衣婆を祭る太宗寺がある。宿場町の内藤新宿では、奪衣婆は客の衣服まで脱がせるほど繁盛すると言うので信仰の対象になったのだそうだ。
不動明王は煩悩に苦しみ悟りの道から逃げ去る弱い人間を荒縄で捕縛して、人間を惑わす邪鬼を右手の剣と憤怒の相で睨みつけ、弱虫人間を是が非にも「悟り」に導くお節介な仏の使徒神だが、「心の学校」は自分で「真我」を見つけることを指導してくれる学校なんだそうだ。
こういう学校がいま結構流行っているらしい。
「不動通り」は以前にも撮ったことがあるが、今回の視点は、通りそのもを主役にすること。
駄作ばかりだから、恐ろしく不人気だ。でも、自分の思考の軌跡だから続ける。
「おしくらまんじゅう」なんて意味ありげな店の看板の上には「喝」がある不動通り。
だが、ちょっと離れたところには「喝」ではなく、「蝎」(毒虫)がある。
真っ直ぐ行くと当然、太宗寺があるが、閻魔堂もあって、ボタンを押して参拝する仕組みになっている。
真っ暗な閻魔堂に3分だけ明かりが灯り、閻魔様を拝める。