これは組合せの遊びです。
しかし、どんなおちゃらけの遊びも民主党内の権力ボール取りっこ遊びには敵いません。
民主党の議員総会で、一転、鳩山さんの応援演説をもらって、衆議院の内閣不信任決議案を圧倒的多数で否決したと思ったら、
その日の朝の議員総会まで二次補正予算案の目途がついたら辞めるように仄めかしていた菅さんが、原発冷却化の目途がつく来年1月までは辞めないと言い出したから、民主党内もさあ大変。
自民党はもとより、民主党内も色めきたって、ひそかに小沢・森会談?で連立工作が行われ、小沢さんから谷垣総理で連立を組もうと提案したが、森さんからは多数派の民主盜が総理を出すべきだといわれ、次の代表選にははやくも岡田幹事長が出るのは不適当だとの幹部の牽制発言があったと報道され、権力を求めて放浪する原口一博が小沢派の支持を当てにして早くも意欲を示しているが、小沢は摩訶不思議にも仲の悪いはずの前原誠司を推す構えのようだとも言われている。
以上は一体何のことだ。
フクシマは一体いつ収束するのか。避難区域はいつ解除されるのか。もうダメなのか。復興って、
だれが、どこを、
なにを、「復興」するのか。
そんなことは連立が出来てから考えることなのか。連立で合意できる政策はあるのか。
それよりそんな連立政権にそもそも国民の合意は得られる見込みはあるのか。
日本沈没状況が続いている。
考えてみれば、日本の安全を沖縄だけが過大負担するのも変だし、首都圏の電力を域外のフクシマが負担するのも変だ。
変なことは、異常事態ではなくて、麻痺するくらいの日常時だったのだ。
もはや写真が日常の異常(異界)を抉るどころの甘ったれた状況ではないのだ。