このホッパーの隣は寺院である。
寺に埋葬されている古い骨は、このホッパーに集められ都市を作る骨材となる。
ウソである。
全部ウソであるが、それがどうした。
本当であっても不思議はないではないか。
人骨はひかるという。
だから、ホッパーの前で捏ねた痕が光っているのである。
藤原新也はベナレスで焼かれた人骨が、ガンジス河の底を4000年の歴史を重ねて、毎日毎日、ゴツゴツ、ゴロゴロ、ゆっくりと海に向って流れていくと書いている(「印度放浪」「メメント・モリ」)。
こちらは、ウソのようなホントの話である。