タイトルを「崩壊感覚」としようかと思ったけど。それでは羊頭狗肉になる。
それでもまだこだわりの心があるので、「平衡と崩壊」にした。
もちろん、奇を衒ってのことで意味なんて知らないのである!!。
「崩壊感覚」なんて難しい言葉は野間宏の小説のタイトルとして知っていたが、野間宏はどこでこの言葉を知ったのだろう。それとも自分自身の造語なのだろうか。
ところが現在では「崩壊感覚」なんて日常語になってしまったようで、2007年には国立近代美術館で『崩壊感覚展』が開かれていたことがわかった。
http://www.momat.go.jp/Honkan/The_Sense_of_Collapse/Press%20Release_The%20Sense%20of%20Collapse.pdf
わたしは見損なったが、「崩壊するもの」のイメージが戦争の世紀であった20世紀以降いかに人々の感覚の底に流れていたかが見て取れるように構成した展示だったようだ。現在の「廃墟ブーム」も統一した世界像の流出が背景にあるという。
解説ってなるほどと思うがちっとも面白くないね。