自由の女神像
宇宙時代
二つの彫像とも悲しみに満ちているように見える。
戦後獲得した自由とは西望にとって哀しみに満ちていたのか?
宇宙時代とは哀しみなのか?
不思議だ。
「自由の女神」昭和34年、ブロンズ。「宇宙時代-ー月神」昭和36年、アルミ。
ところで、彫像とは何か。粘土がオリジナルで、それを型取った石膏は複製で、銅像はレプリカだという考え方があるようだ。
そうだとすると、銅像はごろごろあっても不思議はないが、それにしても井の頭公園の西望作品はどんな経緯でごろごろしてるんだろう?
東京都の収蔵品なのか、それとも西望の作品の置き場を臨時に、単に提供しているだけなのか?