サヴァンナでライオンが最強だからといって、ライオンだけの領土になってしまうわけではない。
海洋でシャチが最強だかといって、シャチだけの海になってしまうわけではない。
ネズミはいかに増殖力が強くても環境の壁にぶつかって王者になることができない。
では、人間の場合は?
マルクスが「資本」の増殖力より甘く見た「ヒト」の増殖力=マルサスの「人口法則」が、いまや科学の過信(人間の知的解決能力の過信)の中で、世界を貫徹する。
先史人や古代人は宇宙の根本原理(ブラーマン)を自然と闘い・受容し・融和するなかで、学んでいたのに、現代では「にんげん」が自然を超越している。
しかしその実態は、増殖していくのは「資本」であり、その「ロボット」となる「人口」だけなのではないのか。
「成長」=「環境破壊」=「人類の自滅」というサイクルに連想が発展する。
人間は平等なのか?全生物は平等か?全生命体は平等か?
すでに答えられたつもりで、じつは棚上げしている問いではないのか。