

急に寒くなったので応える。
「鈴木清写真展」に寄せて、写真学校の同僚だった大西みつぐが『現代の眼』(美術館ニュース)に「劇場・鈴木清」と題して一文を寄せている。さすが内在的に鈴木清を捉えている。
写真展会場に置いてある「会場ガイド」(無料配布)に引用されている鈴木清の言葉から二三引用すると、
「この日常世界もエピローグのないサーカスーー」(写真集『天幕の街』)
「洗面器の中のさびしい音よ」(写真集『天地戯場』に引用された金子光晴の詩の一節)
「オマージュとは、対象との共時的なつながりから、私は何者かと問うことでもあるのです。思い切り相手の生につきまとい、シンクロさせる。僕はそのために己の存在すら消えてもいいと思う」(マルグリット・デュラスの遍歴を旅した写真集『デュラスの領土』でのインタビューで)