天空庭園がある不思議なジャンクション
一度は行ってみたいと思っていた首都高大橋JCTのループ状の円筒の屋上にある「天空庭園」に行ってみた。
無料である。
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首都高中央環状線のうち山手通りの地下を走る山手トンネル(現在豊島区高松~目黒区大橋間11km)が首都高3号線(世田谷区瀬田で東名高速に接続している)に接続するジャンクション付近では、山手トンネルは田園都市線の地下を潜るので地下35mの深さなのだが、それが国道246号線(玉川通り=青山通り)の上を高架で走る首都高3号線に接続するために工夫されたのが、円筒形のループジャンクションだった。

円筒の地上高は35mで地下とあわせると70mとなる。
円筒の大きさは約175mで外苑の国立競技場の170mとほぼ同じだそうだ。
この円筒の屋上にあるのが目黒区立の「天空庭園」である。

天空庭園はフラットではない。
ループ状の首都高の走行路の屋上なので9階相当部分では、この巨大な円筒を建てるために用地を提供した住民たちの再開発ビルのクロスタワービル(地上42階建て)の9階に渡り廊下で接続し、西側のプリズムタワービル(地上27階建て)では5階相当で渡り廊下で接続している。
9階相当の天空庭園から5階相当の天空庭園へ歩いていくときはなにも感じないが、5階相当から9階相当に行くときには上り坂になっていることに気付く。

この写真は9階相当からの眺めだ。
一枚目はクロスエアタワービルと天空庭園(首都高中央環状新宿線山手トンネルと首都高3号線を連結するために建設した円筒形のアクセススロープの屋上)を結ぶデッキの西側からみた首都高JCTの屋上部分。この連絡路はビル付近では騒音対策上屋根で覆われている。
ここからの眺めの方が円筒上の屋上緑化庭園よりよっぽど「天空庭園」らしく見える。

二枚目は同ビルと円筒の連絡デッキ上から地上のまちを見た眺め。
三枚目、四枚目は同ビルの9階のテラスからみた眺め。

ところで、西側の再開発ビルがなぜ「プリズムタワービル」と命名されたのかは「more」に掲載した航空写真を見ていただければ判る。敷地の関係で三角形をしているからだろう。


「more」に航空写真やこのジャンクションの構造図を転載しておく。







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by aizak3 | 2013-10-13 15:40
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