なんだ?これは。ただハッキリ見たいだけなのか?
小さなシアターに映画を見に行ったときの待ち時間でのスナップ。
うんと若いころ、自分の中の世界観(社会像)がある日崩壊して、とてつもない不安にかられたことがあった。
友達に青臭い議論に付き合ってもらって、どうやら自分の足がかりを見つけたことを思い出した。
自分を取り巻く世界(社会)の全体像が自分の頭で描けなくなると人は生きている気がしなくなるだろう。
グローバル化の中でますますモノが見えなくなる世界。ハッキリ確信できることがなくなった世界。
いまはもう隠居の身だから動揺することはないが、若い人の精神世界は自己責任の新自由主義というものを無理矢理信奉するだけが心の安定を得る道になっているのだろうか?
はなしがとてつもなく飛躍するが、いま一番世界像を見失っているのが民主党の連中ではないか?
大衆社会の中での政党支持率の気まぐれな上下に右往左往している姿は、「職業としての政治家」どころか世界像も持てない素人集団そのもに見えてくる。
大袈裟な話になってすみません。
時間だけ持て余した若隠居の世迷言です。